けーたつ(@ketatsuthe)です。
今回はブログやTwitterでのマーケティングにおいて、よく聞く言葉「ペルソナ」についてまとめてみたいと思います。
ペルソナ?(ゲームのやつ?)
私達は常に広告にまみれて生活しています。
私の会社(食品メーカー)のマーケティングに話を聞いても、今の時代は単に広告を出せばいいわけではなく、手法は複雑化しているといいます。
その手法の段階として「ペルソナ」設定があります。
私がブログを始める時も、「ペルソナ」設定は大事。とされていました。
私のその時のイメージは、
「「ペルソナ」ね、言葉は聞いたことはあるよ、30歳独身男性ゲーム好き、とかでしょ」
違いました。
例えば、
ターゲット層:30歳独身男性ゲーム好き
ペルソナ(ターゲット像):野崎毛亥達、千葉県生まれ、東京都在住、31歳、独身、彼女あり、〇〇大学卒、食品メーカー営業職9年目、年収460万、残業月20時間、賃貸マンション住み、趣味はゲーム(ペルソナ、フォートナイト)とラーメン屋巡り、利用しているSNSはLINEとinstagram、など
私が思っていた「ペルソナ」はターゲット層のことでした。
層が一般的に「ターゲット」と言われるもので、像が「ペルソナ」です。
つまり「ペルソナ」とは、一人の架空の人物を想定し、そのプロフィールを、行動や価値観、ライフスタイルなど、かなり詳細に設定したもののことを言います。
「ペルソナ」自体は当初、製品デザインやソフトウェア開発において、詳細な顧客像を想定して担当者間で共有し、その顧客像への理解を深めることでマーケティング方針を統一する手法として導入されていました。
しかしインターネットの進化によって、より絞られた個々人に近い形での顧客に対して有効なアプローチ(広告戦略)がかけられる(溢れるモノと情報に埋もれやすい)時代に変化してきました。
こういった背景から「ペルソナ」が有効であるとされています。
ペルソナの内容
「ペルソナ」の内容は以下の項目が多いようです。
・基本情報(氏名、年齢、性別、居住地、家族構成、職業役職)
・学歴
・年収
・生活パターン(日課、睡眠時間、通勤時間、勤務時間、休日の過ごし方)
・性格
・悩み
・趣味
・利用しているSNS
よく「ペルソナ」の説明例としてカルビーの「ジャガビー」が挙げられます。
20~30代、独身、女性、文京区在住、おしゃれ好き、趣味はヨガと水泳、など
他の商品パッケージと比較すると違いが分かりますね。
ペルソナ設定の注意点
必要な情報に絞る
個人には数多くの情報があります。架空の一個人を作り上げると言っても、極端に言うと何市何番地といった住所まで必要とは言えないでしょう。
これは食品かサービスかなどでも必要な情報の系統に偏りが出てくると考えられます。
先入観や思い込みを持たない
「ペルソナ」設定をする担当者が持つイメージや希望を少なからず反映しやすくなります。インタビューやアンケート、調査などデータを反映したほうが偏りがなくなるでしょう。
これは若者=ゆとりなどひと括りにされたイメージは適切でないということです。
イメージしやすい言葉や絵図を使う
「ペルソナ」を設定した後の段階で、担当者間で共有し理解を深めることがあります。そのためには分かりやすい言葉、写真でも表現する必要があります。
「ペルソナ」が共通のイメージになっていれば、意見が割れた時や判断ができない時にその架空の個人に立ち戻ることができ、方向性を明確にできます。
まとめ
今回は商品を作り出す上で必要な「ペルソナ」についてまとめてみました。
ユーザーの求めているもの(ニーズ)は「モノ自体」ではなく、その「モノがもたらす価値」であるということ。
架空の個人を作り出すことで、複雑なニーズと商品価値を近づけていくことが重要です。
ちなみに私のブログにペルソナはありません。書きたいことを書いてる雑記ブログだし(言い訳)。
そして私の勉強不足がよく分かりました。
ありがとうございました!
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