平日のお昼頃に街を歩くと、三井住友銀行のATMにおよそ20人ほどの行列ができていました。
私は普段からコンビニやスーパーでの支払いはキャッシュレスで支払っているため、現金をおろすことがほとんどありません。(冠婚葬祭用に複数回対応できるようストックを置いてます)
なのでこの行列に違和感しか感じませんでした。
私なりに以下ATMに並ぶ理由を考察してみました。
通帳記入
お金の流れを確認するため、通帳記入が必要な方もいると思います。
ネットバンキングなら、ネット環境があればその場で確認できます。
家賃の振り込み
物件によっては家賃の自動引落しに対応していない方もいると思います。
ネットバンキングなら、定期自動振り込みが設定できます。
別口座への移動
給料口座と別口座で引き落としがある方もいると思います。
ネットバンキングなら、定期自動入金ができます。
先程述べた定期自動振り込みと組み合わせることで自動化できます。
経理業務
企業間の取引で業務としてATMへ来ている方もいると思います。
ネットバンキングなら、移動や順番待ちの時間を削減できそうです。
企業のネットバンキング普及は契約手数料の関係がありそうです。
おろした(制限された)お金しか使わない節約
生活費を無駄遣いしないように、手元のお金を制限している方もいると思います。
わざわざ行列に並ぶ必要もない気がします。
ネットバンキングの活用を
今やほとんどの人がスマホやネット環境がある時代です。
ネットバンキングがまだまだ普及していないのでは?
と思っていましたが、マイボイスコム㈱の調査では
- 64%がネットバンキングを現在利用している
- 7%がネットバンキングを現在利用していないが利用したことがある
よって70%以上がネットバンキング利用歴がある といった結果が出たそうです。
ただしマイボイスコムはネット調査会社なので、ネット環境がある人が回答しているといったバイアスがかかっていそうではあります。
ネットバンキングを利用しない理由を見てみると(一般財団法人 全国銀行協会調べ2019)
- セキュリティ面
- 必要性を感じない
- 申込みが煩雑そう
- 設定が面倒
- 不安
- 相談しにくい
- 現実味がない
といった意見がある一方、
ネットバンキングの利用メリット認知率は(一般財団法人 全国銀行協会調べ2019)
- 24時間利用
- 店舗やATMに行かなくていい
- 取引履歴の確認が簡単
- 振り込みが簡単
- 手数料が安い
といったものは50%を上回っています。
感情がメリットを潰していると言えるのでしょうか。
8月末にみずほ銀行が2021年1月18日から新たに口座をつくって紙の通帳を発行する場合手数料をとるといった発表もありました。(70歳未満)
銀行としてもどこからお金をとって、どこでお金(経費)を減らしていくのか
思うこと
今回はたまたま見かけたATMの行列が気になりました。
この記事を書く中で、私自身も何気なく続けている行動を見直す必要性を感じました。
ちなみに私は住信SBIネット銀行を利用しています。
ネットバンキングの記事もいずれ書きたいと思います。
ありがとうございました!
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