景気循環と各セクターのチャート推移

銘柄分析

けーたつ(@ketatsuthe)です。

コロナの感染拡大、アメリカ大統領選の集結とこれから更に世界が変化していきます。

景気は絶えず循環しています。

今回は簡単に景気循環と各セクターのチャート推移を表します。

市場平均のS&P500と比較していきます。

景気循環のイメージ

回復(回復初期)→好況(拡張期)→後退(後退期)→不況(リセッション)

回復:情報技術(ハイテク)、金融

好況:資本財、一般消費財、素材

後退:エネルギー

不況:生活必需品、公益、ヘルスケア、電気通信

セクターETFの銘柄

セクターETFとして取り上げるのは、「バンガード」および「ブラックロック」の銘柄です。

注意点として、バンガードのETFは米国のみですが、ブラックロックのものは全世界です。

また、Vから始まる銘柄がバンガードのETFです。

セクターティッカー株価経費率配当利回り
情報技術VGT$325.030.10%0.9%
情報技術IXN$274.550.46%0.8%
金融VFH$67.220.10%2.4%
金融IXG$61.520.46%2.6%
資本財VIS$164.790.10%1.5%
資本財EXI$104.360.46%1.3%
一般消費財VCR$252.50.10%2.2%
一般消費財RXI$148.170.46%0.9%
素材VAW$149.70.10%1.7%
素材MXI$75.370.46%1.6%
エネルギーVDE$48.430.10%5.4%
エネルギーIXC$19.550.46%6.0%
生活必需品VDC$170.860.10%2.2%
生活必需品KXI$57.460.46%2.1%
公益VPU$138.670.10%2.9%
公益JXI$60.380.46%2.6%
ヘルスケアVHT$212.830.10%1.2%
ヘルスケアIXJ$73.790.46%1.4%
電気通信VOX$113.00.10%0.8%
電気通信IXP$71.880.46%1.0%
2020年11月作成

回復(景気が強い)

景気が徐々に回復に向かう局面では、ハイテク株などが物色されます。

ここ数年の米国のGAFAMに代表された市場は、ちょうどそのような局面だったと言えます。

まだ景気全体としては弱いことから、企業の将来性に期待したネット企業などが実力以上に好まれることが起こりやすいです。

また長短金利差の拡大を見越して、金融セクターも徐々に人気化します。

情報技術(ハイテク)

金融

好況(金利が高い)

そのような局面ではコモディティ価格の上昇に影響される、素材、資本材株などが人気化します。

景気が良くなると羽振りも良くなることから、宝石貴金属、車といった高額商品を扱う銘柄も人気になります。

さらに景気が強くなると、今度はデフレからインフレに推移してきます。

資本財

一般消費財

素材

後退(景気が弱い)

景気が弱いとき、投資家は「守り」に入ります。

業績が景気に左右されずらく、配当が安定しやすいことから、エネルギー株や一部公益株が人気になります。

エネルギー

不況(金利が低い)

ヘルスケア・通信に対する需要は景気とは関係が薄いため、これらが買われやすいです。

とりわけバイオテクノロジー株のような、製品の価格設定が景気と無関係なセクターが投資家から歓迎されます。

また、業績が景気に左右されずらく、配当が安定しやすいことから、公益株が人気になります。

同様に食品、飲料、日用品などの生活必需品株も不況に強いと考えられていることから、そういう局面では人気化しやすいです。

生活必需品

公益

ヘルスケア

電気通信

景気に合わせた投資はうまくいくのか

ここで疑問が浮かびます。

「景気循環に合わせてセクターETFの保有率を変化させながら投資することが出来れば、市場平均のS&P500インデックスに勝てるのでは?」

ただし、ほとんどのアクティブ投資家がインデックスに負けている現実を考えると、自分のような素人が出し抜けるほど甘い世界ではないでしょう。

各セクターETFとS&P500を並べていますが、GAFAMの所属するセクターが伸びており、これら巨大企業の与える影響が非常に大きいことがよくわかります。

市場を正確に読むことは誰にもできません。

素人の選択する頻度を減らす意味でも、市場平均に沿うインデックスは資産拡大の可能性が高い手法と言えるでしょう。

お付き合いいただき、ありがとうございました!

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